2023年03月29日

寄せては返す

すっかり日差しも春めいて、外に出てスポーツなどで体を動かすには絶好の季節となりました(花粉症の人除く)

スポーツといえば、先日のWBCや昨年冬のサッカーW杯など日本代表選手たちの活躍が記憶に新しいと思いますが、彼の選手たちがスタジアムに向かうバスの中でイヤホンをつけて音楽を聴いている姿をよく見かけます。
一番つけているのを目にするのが、アメリカのスマートホンなどで有名な某企業製の白いワイヤレスイヤホン、そして先日のWBCでは大谷翔平選手が日本の某有名企業が販売しているワイヤレスヘッドホンをつけている姿をよく見かけました(同じもの欲しいけど高い)。

そのワイヤレスイヤホンやワイヤレスヘッドホンに共通している機能といえば強力なノイズキャンセリング機能があげられます。
ノイズキャンセリング機能とは簡単に説明すると、耳の外でなっている音(外音)をカットして聞こえなくしてくれる機能です。
選手たちは試合前のバスの中では、ノイズキャンセリング機能のついたイヤホンヘッドホンで周りの雑音をカットし、試合に向けてより集中力を高めているのだと思います。

さて何故ノイズキャンセリング機能が働くと外の音が聞こえにくくなるのか?
そこでは雑音抑制「逆位相」といわれるものが使用されています。

音というのは光と同じで波のように空気中を進みます。
低い音は波の波長が長く、高い音は逆に波長が短くなるなど音によって波形はすべて違います。
逆位相とは、それぞれ波長の違う音の波に合わせて、その音の波と全く逆の形をした音の波をぶつけて、それぞれの音の波を打ち消すことをいうのです。
ややこしいですよね。
図で表すとこんな感じ↓

548px-Interference_of_two_waves.svg.png



左が同じ波長の波をぶつけた場合(下の2本線)、音が同じ波形でさらに増幅しているのがわかります。そして右が逆位相の波をぶつけた場合です。
見事に波が消えて直線(無音)になっているのがわかりますよね。
これが逆位相です。わかるけど不思議です。

ノイズキャンセリング機能がついたイヤホンやヘッドホンは本体の周りで鳴っている音の波形を瞬時に把握して、その外音の波形に逆位相の波をぶつけて音を消しているのです。
単純にすごい機能だと思います。

その逆位相、イヤホンヘッドホンだけではなく、補聴器にもその機能が利用されているんです。
ピーピーと鳴る補聴器のハウリング。
補聴器のハウリングの原因は、補聴器で大きくされた音が補聴器本体や耳との隙間から漏れ出し、再び補聴器のマイクに拾われることによって発生します。

そこで逆位相機能の出番です。
ハウリングの原因となる補聴器と耳の隙間から漏れ出した音の波形を、補聴器が瞬時に察知して、真逆の波形の音を出すことによってハウリングを抑えます。
ハウリングの音の波が瞬時に消え去るのです。
本当にもう、どちらも凄い機能です、もちろん考えた人が一番凄い。


さて今回も毒にも薬にもならない雑談を長々と書かせていただきました。
下手な説明でしたが、逆位層の凄さが伝わったでしょうかね。

posted by optical-shimizu_blog at 18:01| Comment(0) | 堅田 マイングラス・タイム&ジュエリー

2023年03月19日

3月の話題

こんにちは、堅田店です。
今回も仕事以外の話です
3月の話題では、スポーツでは何といっても
WBC World Baseball Classic(ワールドベースボールクラシック)
野球にあまり興味がない方でも注目してしまうのではないかと思います。
今更ではありますがWBCとは、
「メジャーリーグベースボール (MLB)機構と MLB選手会 により立ち上げられたワールド・ベースボール・クラシック・インク(WBCI)が主催する、 世界野球ソフトボール連盟 (WBSC)公認の 野球 の世界一決定戦 の事です。」
今回は特に世界各国有望な選手が代表となって注目を浴びています。
今日時点で、準決勝日本時間21日にメキシコとの試合です。

がらっと変わりますが
3月13日以降、マスクの着用は、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりました。
「本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないように」と…。
貴方は、着用してますか? 外していますか? どうされていますか?
周りを見渡してみても以前とほぼ同じ様に着用されているように思います。
私も、仕事中は勿論の事、家の中以外はそのまま着用しています。
怖いとかそうゆうこともあるかもしれませんが、マスクありの生活が当たり前になっていて
家族以外でマスク無しで会話するのがぎこちないように思い、そう思われている方が
多いような気がします。
後、今年は以前にも増して花粉が強いといわれています。
私はまだ花粉症になったことが無いのでわかりませんが、
花粉症の方は「マスクを外したくても外せない」というのが実情でしょうか!
花粉対策メガネはシミズ各店で販売しております。是非ご来店ください。





posted by optical-shimizu_blog at 20:34| Comment(0) | 堅田 マイングラス・タイム&ジュエリー

2023年02月02日

YELL

受験生の皆様、本当にお疲れ様です。
もう終わった方、これからまだ頑張らないといけない方もおられると思いますが、年寄りの私から言えることは、この経験はどんな結果になろうとも絶対に無駄にはならない、ということです。

「そもそも勉強なんて実社会でどれだけ役立つの?」多分誰もが一度は考えたはず。

確かに勉強して覚えた事が直接役立つ事なんて、余程の専門課程以外はほとんどありません。
でも国語や数学、英語や社会、理数系の勉強などは全て使用する脳の領域が異なるため、沢山勉強をすればするほど、自分の脳がバランスよく大きく成長していき、幅広くいろんな視野の角度から物の考え方が出来る人になれるのです。
しかもそれは若いうちであればあるほど成長の度合いは大きくなります。

これから世界は今以上に大きく様変わりしていきます。
そんな時代に生きていくには相手の立場にたっての意見を想像できたり、ニュースの裏の意味を鋭く知ることがより大切な時代へとなっていきます。

そんな時代を生きていくためには、やっぱり勉強して脳を成長させていくことが必要なのです。

これからの時代を生きていく若い人たちに向かってオジサンは精一杯のエールを送りたいです。

がんばれー!!って。



え?そんなアンタは若い時にどれほど勉強してきたのかって?
ふっ、そんな野暮なこと聞くなよw



おまけで受験に関する小ネタを。
昔の中国で行われていた官吏登用試験、科挙って知ってますよね。
現代の感覚で行けば国家公務員採用試験みたいなものですが、科挙はレベルが段違いに違う難しい試験でした。
その代わり一度採用されたら凄いことになります。
何しろ「清貧でも三代」といわれ、意味としては賄賂をもらったり、ずる賢いことをしなくても孫の代までお金には困らないと言われるほどの報酬がもらえるようになるのです。

そんな一世一代の難しい試験である科挙ですから、様々な形でのカンニングがあったようです。
科挙の試験は基本個室で行われたため、自分の服の裏地をカンニングペーパー代わりにして、試験会場に入ったら服を破ってカンニングをした人などもいたそうです。

でもそれはホンの序の口。
一番の猛者は、カンニングペーパーを鉄の小瓶に丸めて入れ、なんとそれを飲み込んでお腹の中に収めたまま試験会場に入った人がいたそうです。

そのカンニングペーパーを試験会場にてどのように取り出して見たかは皆様のご想像に任せます。

良い子の受験生のみんな!絶対に真似したらダメだよ。。。。。



posted by optical-shimizu_blog at 19:58| Comment(0) | 堅田 マイングラス・タイム&ジュエリー

2023年01月21日

しが割第2弾

こんにちは、堅田店です。
新年も、20日も過ぎてしまいましたが、今年初めてということで
「本年もどうぞよろしくお願い致します。」
やはり、一月なので寒いですが昨年と比べると雪が無くまだ過ごしやすく感じます。
コロナも相変らず感染者数も滋賀県でも毎日1,000人以上超えています。
皆さんの認識次第で変化するとおもいますが、この話題から離れたいですね。

さて本題にはいりますが、「滋賀を元気に」しが割キャンペーン第2弾
1月23日からスタートします。

画像1.jpg
シミズ全店でご使用いただけます。
是非ご来店ください。お待ちしております
posted by optical-shimizu_blog at 20:11| Comment(0) | 堅田 マイングラス・タイム&ジュエリー

2022年12月18日

多国籍軍VS闘士

年齢と共に発生頻度がふえるこむら返り、もちろん私は毎晩のようにこむら返りに襲われます。


今回の話題は本当の無駄話で申し訳ないのですが(いつも無駄話では?)徒然と。

2022年12月、四年に一度のサッカーの祭典ワールドカップが中東の小さな国カタールにて行われました。

色とりどりのユニフォームを身にまとった各国の代表選手や、肌の色が違うサポーターたち、思い思いの応援スタイルなどでスタジアムはカラフルに染まりましたね。

今大会も見どころ満載でしたが、個人的にはモロッコ代表の魂のこもった戦いや、初戦でまさかの敗北を喫し崖っぷちに立たされた後、全試合決勝戦の覚悟で勝ち進んだアルゼンチン代表、スピードとテクニックの融合が歴代最高のプレーヤー・フランス代表のムバッペ選手が印象に残りました。
もちろん参加した32か国すべてのチームが個性的で魅力あるチームであったのは間違いないですが、今回は各国を代表して決勝に残った2チーム、フランス代表とアルゼンチン代表のチームカラーのお話を少々。


☆フランス代表
 
フランス代表を一言で表せば「多国籍軍」です。
通常各国代表チームは基本的に自国民から選ばれますが、フランス代表はヨーロッパの本国だけではなく、太平洋、大西洋、インド洋、南アメリカなどにあるフランス海外領土からも選手が選ばれています。
人種宗教生活スタイルが違う選手が集まるのですから、上手くいかなければ単なる寄せ集め集団、ワンチームとなるには乗り越えなければならないハードルが数多くあるはずです。

さらに階級社会が色濃く残るフランスでは、サッカーは労働者のスポーツとして一段下のスポーツと認識されていた時間が長かったこともあり、過去のフランス代表はチームとして纏まりきる事が出来ず、大きく活躍することなく消えいきました。

そんな認識を変えたのが1998年に自国フランスで開催されたワールドカップです。
大会の開始当初は静かな雰囲気だった国内も、フランス代表が勝ち進んでいく毎に、それまでサッカーに興味のなかった人たちにも変化が出てきます。
自国フランス代表が決勝に進む頃には国中がサッカーを起爆剤にして愛国心にあふれ熱い熱狂の渦に包まれていきました。
フランス代表が王者ブラジルを決勝で破った瞬間には、パリの凱旋門前には老いも若きもブルーカラーもホワイトカラーも一切関係なく集まった何十万人といわれる群衆の喜びの熱気で燃え上がったと言われています。

そして国中が一つになったフランス代表は、そのあとの7大会で実に4回も決勝戦に残るほどの強国になったのでありました。


☆アルゼンチン代表
アルゼンチン代表のサッカーを表現するなら「闘士たちのサッカー」とでもなるでしょうか。
アルゼンチンの選手はボールを持てば先ず前を向きます。背中をかがめ前のめりの姿勢となってドリブルを始め前進します。
相手が誰であろうと何人待ち構えていようと恐れることを知らずに前に進みます。
それを見てアルゼンチンサポーターたちは世界一激しい声援を送るのです。

そして何年かに一人、マラドーナやメッシのような天才が現れ、その前に進むしか知らない愛すべき闘士たちを操れる選手が現れると、世界の強豪国へと昇り詰めるのです。

メッシ選手は今回のワールドカップが最後の大会らしいですが、これからまたアルゼンチンに新たな天才が現れるのか興味津々です。





しかし、好きなことを語るって楽しいですよね!(^^)!
posted by optical-shimizu_blog at 16:17| Comment(0) | 堅田 マイングラス・タイム&ジュエリー