年齢と共に発生頻度がふえるこむら返り、もちろん私は毎晩のようにこむら返りに襲われます。
今回の話題は本当の無駄話で申し訳ないのですが(いつも無駄話では?)徒然と。
2022年12月、四年に一度のサッカーの祭典ワールドカップが中東の小さな国カタールにて行われました。
色とりどりのユニフォームを身にまとった各国の代表選手や、肌の色が違うサポーターたち、思い思いの応援スタイルなどでスタジアムはカラフルに染まりましたね。
今大会も見どころ満載でしたが、個人的にはモロッコ代表の魂のこもった戦いや、初戦でまさかの敗北を喫し崖っぷちに立たされた後、全試合決勝戦の覚悟で勝ち進んだアルゼンチン代表、スピードとテクニックの融合が歴代最高のプレーヤー・フランス代表のムバッペ選手が印象に残りました。
もちろん参加した32か国すべてのチームが個性的で魅力あるチームであったのは間違いないですが、今回は各国を代表して決勝に残った2チーム、フランス代表とアルゼンチン代表のチームカラーのお話を少々。
☆フランス代表
フランス代表を一言で表せば「多国籍軍」です。
通常各国代表チームは基本的に自国民から選ばれますが、フランス代表はヨーロッパの本国だけではなく、太平洋、大西洋、インド洋、南アメリカなどにあるフランス海外領土からも選手が選ばれています。
人種宗教生活スタイルが違う選手が集まるのですから、上手くいかなければ単なる寄せ集め集団、ワンチームとなるには乗り越えなければならないハードルが数多くあるはずです。
さらに階級社会が色濃く残るフランスでは、サッカーは労働者のスポーツとして一段下のスポーツと認識されていた時間が長かったこともあり、過去のフランス代表はチームとして纏まりきる事が出来ず、大きく活躍することなく消えいきました。
そんな認識を変えたのが1998年に自国フランスで開催されたワールドカップです。
大会の開始当初は静かな雰囲気だった国内も、フランス代表が勝ち進んでいく毎に、それまでサッカーに興味のなかった人たちにも変化が出てきます。
自国フランス代表が決勝に進む頃には国中がサッカーを起爆剤にして愛国心にあふれ熱い熱狂の渦に包まれていきました。
フランス代表が王者ブラジルを決勝で破った瞬間には、パリの凱旋門前には老いも若きもブルーカラーもホワイトカラーも一切関係なく集まった何十万人といわれる群衆の喜びの熱気で燃え上がったと言われています。
そして国中が一つになったフランス代表は、そのあとの7大会で実に4回も決勝戦に残るほどの強国になったのでありました。
☆アルゼンチン代表
アルゼンチン代表のサッカーを表現するなら「闘士たちのサッカー」とでもなるでしょうか。
アルゼンチンの選手はボールを持てば先ず前を向きます。背中をかがめ前のめりの姿勢となってドリブルを始め前進します。
相手が誰であろうと何人待ち構えていようと恐れることを知らずに前に進みます。
それを見てアルゼンチンサポーターたちは世界一激しい声援を送るのです。
そして何年かに一人、マラドーナやメッシのような天才が現れ、その前に進むしか知らない愛すべき闘士たちを操れる選手が現れると、世界の強豪国へと昇り詰めるのです。
メッシ選手は今回のワールドカップが最後の大会らしいですが、これからまたアルゼンチンに新たな天才が現れるのか興味津々です。
しかし、好きなことを語るって楽しいですよね!(^^)!
posted by optical-shimizu_blog at 16:17|
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