腕時計を購入される際に、気にする人も多い防水性能
今日はその防水性能を私見を多めに含めてちょっと解説します。
まずは、腕時計のどこにどのように書いてあるか?というと
文字盤や
裏蓋に次のように書かれています。
『WATER REGISTANT』『〇BAR』『〇ATM』『〇FT』『〇m』など・・・
次に表示内容による防水性能です。
3気圧防水『WATER REGISTANT』『3BAR』『3ATM』の表示があるもの
日常生活防水とよばれ、洗面時に軽くしぶきが掛かる程度、弱い雨にちょっと濡れても大丈夫な程度の防水性です。
口にあった時計が中まで水浸しになっていたということもあるので、水に対して
かなり注意が必要です。
5気圧防水『5BAR』『5ATM』の表示があるもの
3BARより少し強くなりますが、少しマシ程度。
洗車や水仕事、水上スポーツなどで使用可能と言われいますが、水に浸かる可能性がある場合の使用は
やめておいた方が吉。
10気圧防水『10BAR』『10ATM』の表示があるもの
水泳などで使えるようになるのがこのクラス。
ただし、水中での時計操作はほぼアウト。また、アナログ式で
リューズがねじ込み式になっていない物は油断禁物。
20気圧防水『20BAR』『20ATM』の表示があるもの
結構強力な防水性能、スキンダイビングぐらいまでは出来るらしい。ただ、水系の仕事や趣味がない人は10気圧で十分なんじゃないかなと思います。
最後に防水性の低下について3気圧や5気圧は水に浸けないことを前提に使ってもらうしかありませんが、10気圧以上になるとたまに水に浸けることがあると思います。
その際に気を付けないといけないことがいくつかあります。
時計にキズがないか。ガラスやケース・ベゼルなどにキズがある場合は、防水性を損なう場合があります。
防水テストをせずに電池交換をしていないか。防水テストを行わずに電池交換をした場合は、その後は日常生活防水くらいに思っていた方がいいです。
以前20気圧防水のG-SHOCKを防水テストなしで電池交換した後にプールで使ったら中に水が入っていたことがありました。
石鹸やシャンプーなどで洗わない。石鹸やシャンプーは、コーティングやパッキンを痛めてしまい、防水性能を低下させます。
経年劣化ソーラー電波時計や機械式時計などは、長年愛用して頂けますが、どんなにキレイに使っても経年劣化は避けられません。
メーカーにもよりますが3〜5年に一度オーバーホールに出すことが推奨されています。
あくまで主観と経験よる防水性能の紹介でした。
また、『防水』性能ですので、お風呂や温泉など温度の高いところや急激な寒暖差があるところでは、
『結露』が起こり時計の中の空気が水滴となることがありますのでお気を付けください。
posted by optical-shimizu_blog at 00:00|
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