2022年12月23日

既製老眼鏡とメガネ店でつくる老眼鏡の違いとは?

「老眼かな?」と思った時に考えるのが、既製老眼鏡の購入という方も多いかと思います。

販売されている既成老眼鏡の場合、40代…+1.00、50代…+2.00、60代は+3.00などのように、年齢とともに必要な度数は変化していきます。

ただ、遠くを見た時の視力や見たい対象物との距離によって必要な度数は異なるので、できる限り視力を調べてから購入することが望ましいです。

既製老眼鏡のデメリットとは?

価格の手軽さで購入しやすい既製老眼鏡ですが、次のようなデメリットもあります。

1. レンズの位置がずれている

メガネレンズはレンズの中心がもっとも見えやすい設計になっています。
そのため、レンズの中心と眼の中心位置を正確に合わせなければ、メガネを装用した時の違和感の原因となってしまいます。

既製老眼鏡は眼と眼の間の距離(瞳孔間距離)を調整することができません。
瞳孔間距離が合わないと頭痛、眼精疲労など感じやすくなります。

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2. 両方のレンズの度数が同じ

レンズの度数は人によって異なります。さらに左右の眼の度数が異なる方が大半です。また、乱視の方も多くいらっしゃいます。

通常、既製老眼鏡は左右のレンズが同じ度数(+2.00や+3.00など)で作成されているので、左右の度が異なる場合、ピント調整をする際に目に負担がかかる場合もあります。
そのため、既製老眼鏡を長時間使用すると、眼の疲れや肩こり、頭痛など不快な症状を感じる方もいらっしゃるようです。

メガネ店で作る読書用老眼鏡をおすすめする理由

1. 自分にあった度数で目の疲れを軽減できる

メガネ店で作るオーダーメイド老眼鏡の利点の1つが、左右共に正確な度数を選択できるという事です。
また、既製の老眼鏡よりも選択できる度数の幅が広くなります。
既成老眼鏡の場合、一番強いメガネで+3.50という度数ですが、メガネ店の場合は、見たい距離や用途に合わせてレンズ度数を相談しながら決めることが可能なので、選択の幅が広く、自分にあった最適な度数で作ることができます。

2. レンズ交換すれば、長く使えてお得

年齢とともに見え方は変化しています。そのため度数が合わなければ新しいメガネを購入しなければいけないのですが、メガネ店の老眼鏡の場合はレンズだけの交換で対応する事ができます。
既製の老眼鏡の場合はレンズ交換が出来ない設計であったり、レンズ交換を想定したフレーム強度になっていない場合があります。
1本のメガネを長く使用するのであれば、メガネ店でメガネフレームを選択して購入されるのがオススメです。

3. 必要に応じてカスタマイズが可能

最近ではスマホ老眼という言葉が生まれるほど、PC・スマートフォンの長時間使用による見え方の変化を訴える方が多くなっています。
また、加齢とともに光を感じる感度が低下し、細かい文字などが見えにくくなってしまう事があることが解っています。
ブル―ライトカットレンズや、光感度サポートを行うレンズなど、お悩み解決レンズが豊富に揃っていますので、一番快適なメガネレンズを選択するのが良いでしょう。

きちんと視力測定をしてお作りする読書用老眼鏡は、左右の度数の違いはもちろん、近くを見る時の眼の位置をきちんと設計した作りなので、長時間の読書も快適で疲れにくくなります。

さらに、メガネフレームのフロント部分の傾斜調整や、お耳への掛かり具合などの調整・フィッティングも行いますので、既製老眼鏡と違い、ご自身の顔の形にフィットした、快適な読書用老眼鏡をつくることができます。

快適な読書を楽しむためにも、ぜひシミズにご相談ください。
posted by optical-shimizu_blog at 16:47| Comment(0) | 今津本店

2022年10月13日

眼鏡と白内障

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「最近眼鏡が見えづらい」とお悩みのミドル世代の方は、以下の表をぜひチェックしてみてください。

□視力が下がったような気がする
□物が二重に見える
□眩しく感じることが増えた
□暗いところで物が見にくい
□目の前に霧がかかったように見える
□薄暗いところでの階段の昇降が不安
□夜間の運転が苦手になった

以上の項目が当てはまる方は、ぜひ眼科で相談してみましょう。眼鏡の度数が合わないだけかもしれませんが、白内障の可能性もあるからです。

白内障は、年を重ねていくと、誰もがなり得る病気の一つです。目の中には水晶体という組織があります。水晶体はカメラでいうとレンズの役割を果たしており、水晶体が薄くなったり膨らんだりすることで、私たちは見たい物にピントを合わせることができるのです。
水晶体は無色透明の組織ですが、加齢とともに水晶体が白く濁ってしまう病気を白内障といいます。

また、白内障の原因の一つには、紫外線の影響も関係されているといわれていますので、サングラスやUVカット眼鏡で対策するのもおすすめです。
posted by optical-shimizu_blog at 15:09| Comment(0) | 今津本店

2022年08月25日

ライトカラーサングラス


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日差しの強い季節にピッタリのサングラス。その中でもぜひ挑戦してみてほしいのが、レンズに薄く色が付いたライトカラーサングラス。

ライトカラーサングラスは、普段の装いに取り入れるだけでグッとオシャレ度を高めてくれる人気アイテム。でもただオシャレなだけでなく、実用性も高いんです!

色の濃いサングラスの場合、室内や夜間など、明るさが十分でない環境では視界が悪く、使い勝手が悪いことがあります。しかし、ライトカラーサングラスなら、見え方が極端に変わるわけではなく、裸眼での見え方にほんのり色が付いた程度。場所や時間帯を選ばず使えるんですよ。

また、目が透けて見えるため、色の濃いサングラスに比べて、柔らかい印象になり普段サングラスを使わない人でも挑戦しやすいのもポイントです。

それから、選ぶ色によって様々な効果があるのも特徴。ブルーやグリーンには、目の疲れを軽減する効果があります。他にも、お肌の血色をよく見せてくれるピンクや、顔に馴染みやすいブラウンなど、豊富なカラー展開となっております。度付きレンズも可能です。

また、強い紫外線から目を守ってくれる“UVカット効果”が高いものを選ぶのがおすすめです。
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2022年07月10日

夜のドライブにおすすめ!夜用レンズ

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夜間運転用のサングラスがあることをご存知でしょうか?
日中かけるサングラスは強い日差しから目を守るためのアイウェアとして一般的ですが、実は夜用のサングラス(ナイトグラス)もあるのです。

夜間運転用のサングラスを着用する1番のメリットは、ライトなどの眩しさを軽減できるという点にあります。
人間の目は、暗い場所でもしっかりと対象物を見るために、暗い場所で瞳孔が大きく開くという作りをしています。
そこにライトが当たると瞳孔が開いている分、光を吸収する面積が広く、日中よりも眩しく感じるという仕組みです。
日中と夜間で瞳孔の開き方が異なることにより、夜間の方が数値として視力が落ちるケースがありますが、これを夜間視力と言います。夜間運転用のサングラスは、眩しさを軽減して夜間運転時の見え方をサポートしてくれます。

夜間運転用のサングラスを使用することにより、夜間のドライブにおいて安全性確保と事故の未然防止につながります。また、目の疲れを軽減する効果も期待できるようです。
目の疲れを軽減することで、ぐっすりと良質な睡眠をとりたいですね。
色の濃さも数種類あって普段使いも出来るものもありますので、夜用のサングラスの活用もぜひご検討ください。
シミズでは通常の夜間運転用サングラスの他に度付きレンズやメガネの上から着けるクリップオンタイプも取り扱いしております。
詳しくはシミズスタッフまでご相談ください。






閑話休題

突然ですが、シミズ本店のブログに堅田マイングラス店の担当が割り込みます。


前回のブログ内で本店の担当にクイズの挑戦状を出させて頂いておりました。
そのクイズとは↓

「JR湖西線は特急列車が走る都合上、線路は高架上の線路を走っています。
高架線を走っているので、もちろん電車が走っている姿は下から見上げなければならないのですが、道中たった一か所だけ湖西線を走っている電車を見上げることなく観られるポイントがあります。

さて、そこは何処でしょう?」


っで、答え合わせ・・・「湖西線小野駅西側付近」です。このあたり、琵琶湖側から小野駅を見上げると線路は頭上を走っているのですが、少し坂を登って駅の西側へ回ると走行している電車が真横に見えるポイントがあるのです。
そこが答え。

高架線上を走る見上げるように電車を見て育った私にとっては、少し不思議な光景に思える場所なんです。
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2022年04月27日

目に良い栄養素とは?

きちんと度数の合った眼鏡をかけても、見えづらい、目が疲れる……。そんな目の不調は、普段の食事が影響しているかもしれません。今回は、目に良いとされる栄養素について紹介します。ぜひ、食卓に取り入れてみてください。

 まずおすすめしたいのが、「ルテイン」という栄養素です。「ルテイン」はカロテノイドという色素の一種で紫外線を吸収し、病気や老化のもととなる活性酸素を除去します。
健康を奪う眼疾患には、実にさまざまな種類が存在しています。なかでも、加齢黄斑変性は、身近でありながら恐ろしい眼疾患のひとつ。眼の中にあって、ものを見るのに重要な部分「黄斑部」に存在する色素「ルテイン」が紫外線などにより損傷することによって、この疾患が引き起こされるという報告があります。
ルテインは目に優先的に届くので、普段から目の疲れを感じやすい方にはぜひ摂っていただきたい栄養素の一つです。「ルテイン」は、ほうれん草やブロッコリー、卵黄、トウモロコシなどに多く含まれています。

 次におすすめしたいのが、「B-カロテン」という栄養素です。「B-カロテン」には抗酸化作用がありますので、目の不調全般に効果的です。「B-カロテン」は体内でビタミンAに変化しますが、ビタミンAは目の健康や粘膜の健康を保つのに必要な成分です。多く含まれる食材は、にんじん、トマト、カボチャなどの、緑黄色野菜です。

最後に紹介したいのが、「アスタキサンチン」という成分です。こちらは「ルテイン」と同じカロテノイド色素の仲間で、赤の色素です。眼精疲労や、目の病気全般の予防と改善に効果的です。多く含まれる食材は、サケ、イクラ、ニジマス、エビ、カニなどです。

シミズでは特に目の栄養素として注目されている「ルテイン」の保護を目的としたレンズを取り扱っております。シミズ全店で取り扱いしておりますので気になる方は是非ご来店下さい。

一般的なレンズを装用した眼
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光(HEV)によって酸化ストレスをうけ、
ルテイン劣化が起きやすい。



ルテイン保護レンズを装用しつづけた眼
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光(HEV)をカットすることで酸化ストレスを軽減し、
ルテインを保護します。
posted by optical-shimizu_blog at 16:40| Comment(0) | 今津本店