2026年01月20日

びわころくろう

「春はあけぼの。 やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」

本年も御引き立ての程お願いいたします。

皆さん、最近空を見上げて雲を眺めてボーとする事ないですか?
空を見上げると浮かんでいる雲、決して同じ形のものはありません。
想像力豊かな小さい頃は雲がいろんな生き物や人、食べ物の物の形に見えたものです。

そのように雲は一つとして同じでない形をしていますが、実はスウェーデンにある国連の専門機関WMO(World Meteorological Organization)という国際気象機関によって、雲の種類・性質によって大きく10種類に分けられているらしいです。
その種類は
空のかなり上空に発生する巻雲、巻積雲、巻層雲。
中間層に発生する高積雲、高層雲、乱層雲。
比較的低いところに発生する層積雲、積雲、層雲、積乱雲の10種。

例えば「うろこ雲」は巻積雲、「雨雲」は乱層雲、「かみなり雲」は積乱雲の仲間となります。
専門家にいわせると、すべての雲はWMOによって決められた10種類の中に分けられ、空に浮かぶどのような雲でも「これは何々雲の何々」(巻層雲のうろこ雲みたいに)と名指しでグループ分けができ例外はほとんど無いらしいです。

普段見ている雲にはすべて名前がついているとは今まで知りませんでした。
「雑草という名の草はない」と名言がありますが、空を見上げてこの雲はなんという名前の雲なのだろう?と調べるとより身近に感じられるかもしれませんね。



時は2021年冬、滋賀県草津市のとある高で、先生と生徒が対岸である琵琶湖西側にかかる長く伸びる変わった形の雲を見つけました。
あまり見ない形であったその雲が気になった高校の先生と生徒は協力し、気圧や天気、気温などその雲が発生する条件を丹念に調べ上げ、なんと結果その雲がそれまで確認されていなかった新しい雲だと発見したのです!!

発見した彼らに「琵琶湖六郎」と名付けられたその雲は、琵琶湖と周辺の山々との限定された位置関係により、冬の季節にここでしか発生しない固有の新種の雲だったそう。
新種の雲なんかは、ボーと雲を眺めているだけでは見つけられないですが、忙しい日々の中で頭を空っぽにして雲を眺める時間も作っていきたいと思いますね。
posted by optical-shimizu_blog at 13:50| Comment(0) | 堅田 マイングラス・タイム&ジュエリー
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