昨年は、平成最後の年と年号も変わると言うことで、何かいつもとちがった気持ちで
新年を迎えたと記憶しています
早いもので、その令和元年も、終わろうとしています
令和2年を迎えるにあたって、皆さんもまたいろいろな準備をされていると思います
昨年は、角松について少しお話しましたが
今年は、「注連縄」又は、「七五三縄」について少し調べてみました
すこしの間お付き合い下さい。
まず、「しめなわ」って漢字で書けますか?
恥ずかしながら私は書けませんでした。
*◆注連縄(しめなわ)とは?◆
「注連縄」は、藁(わら)を左捻りで編んだ縄に紙垂を下げたものです。
不浄なものや災いをもたらすものが入り込まないように結界を張るという意味や
神様が宿る神聖な場所と、この世とを隔てる結界の役割があるようです。
*注連縄の由来は?
日本の神話までさかのぼります。
「天照大神(あまてらすおおみかみ)」は太陽をつかさどる神様で
とてもいたずら好きな弟「須佐之男命(すさのをのみこと)」に腹を立てて
「天岩戸(あまのいわと)」に隠れてしまいます
天照大神が隠れてしまうと太陽は顔を出しません。
焦った多くの神々は、天照大神を岩戸から出すことに成功し
再び岩戸に隠れない様、しめ縄を張ったと言われています
正月に降りてくる年神様に結界を張り、安全な場所であることを示すのがしめ縄を飾る理由です
*注連縄を飾る期間は?
地方によって異なりますが
クリスマスが終わってから最長1月15日とされています。
※但し、飾り付けは29日と31日は控えたほうが いいとされています
*処分の方法は?
一般的にはどんど焼き(正月に来て下さった年神様を火と共にお見送りする行事)で焼く方法です。
他の方法として、一般ゴミとして出せる場合は塩や清酒で清め、他のものとは一緒にならないように袋に詰め、指定されたゴミの日に出してください。(あくまでも一例です)
皆さんも健康に気を付けて、良いお年をお迎えください
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