2019年01月31日

辻褄合わせ

時事ネタとしては、某人気アイドルグループが活動休止を発表してからもともと多かったファンクラブの会員数がさらに10万人以上増えたとか、メンバーの聖地として知られる滋賀県栗東市にある大野神社に参拝客が大勢押し寄せたとか。

興味のある方にとっては大変重要なことなのでしょうが、時事ネタは風化するのも早いので、変わってもらっては困りそうな最近のネタを。




今年2019年の5月、重さの単位キログラムの定義が変更されるのをご存知ですか?

というか、そもそもキログラムの定義って何?という話になるのですが皆さま、重さや長さ、時間には国際的な定義が決められているのです。
考えてみれば、重さや長さが使う時によってバラバラでしたら困りますからね。

世界中で重さの基準が違うと色々と厄介な話になってしまうために決められている定義。
重さのキログラムの単位は、従来はフランスのパリで厳重に、非常に厳重に保管されている「国際キログラム原器」の重さを1キログラムとすると決められていました。

この国際キログラム原器は100年以上前に作られたもので、重さの基準が変わらないように腐食や摩耗しない金属を使用してきたのですが、100年以上の間に本当に微々たる値ですが重さが変化してきたらしいのです。

それではいけないと、このたび従来の国際キログラム原器に代わる新しいキログラムの定義を決めてしまおうという話になりました。

今年の5月から始まるキログラムの新定義とは?

「キログラムはプランク定数の値を正確に6.62607015×10のマイナス34乗ジュール・秒(Js)と定めることによって設定される」

・・・・・何を言ってるか全くわかりません。
簡単に言えば「重さのわかっている原子を一キロになるまで集めて、そこに含まれている原子の数を数えましょう、それを1キロとして考えましょう」ということなのです。

なんとなく、いつかは姿を変えてしまう形あるものではなく、末永く変わらない普遍的な何かを基本にして従来使用してきた重さとの辻褄を合わせる、みたいな感じなのですか。


こんな話は他にもあるようで、たとえば1秒という時間の定義。
昔は地球が一日に一周する時間から秒を計算していたようですが、地球が一周する時間も一定ではないため、現在は「秒は、セシウム133の原子の基底状態の二つの超微細準位の間の遷移に対応する放射の周期の9 192 631 770倍の継続時間である。」と決められています。

長さの単位であるメートルの定義は、以前は北極点から赤道を結ぶ距離の1000万分の1を1メートルと定義していましたが、現在は「メートルは、1 秒の 299792458 分の 1 の時間に光が真空中を伝わる行程の長さである」
となるらしいです(汗)

私たちが困ったことにならないように、今と昔、世界中のあちこちで重さや長さや時間が同じであるようにと元々の単位に対して究極の辻褄合わせをしているみたいですね。

私たちの生活のためにこんなことを考えていてくれる世界中の科学者の方たちって、本当に凄くて大変で、心の底からご苦労様と言ってあげたいです。


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posted by optical-shimizu_blog at 13:24| Comment(0) | 未分類
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