こちらの大会はフルマラソンとハーフマラソンの2種目があるのですが、私が参加するのはハーフマラソンの方。
土山マラソンには今回で7回目の参加になるのですが、マラソンのどこが良いかと聞かれますと私は「大人の一生懸命」「努力が数字となってあらわれる」の二つの理由がそこにあるからと答えます。
大人になると実生活で一生懸命になるのって少し気恥ずかしい気がしませんか?
もちろん暮らしの中で一生懸命になって仕事や物事をしていないとはいいません。
でも少し隠れたところでさり気なく結果を出して、人前では何食わぬ顔をしていませんか?
ところがどっこい、マラソン大会に参加される方は皆さん必死になって走っておられます。
息遣いは荒いし、顔は苦痛でゆがんでいるし、途中で倒れ込む人もおられます。
足が痛くなっても、息が苦しくってもがきながらも、最悪走れなくなって歩いてでもゴールを目指して一生懸命に前へ進みます。
でも、走っている間は苦しくても終わってみればそれが楽しいんですよ。
一生懸命頑張ったことが気持ち良いんです。
その楽しさは、マラソン大会当日だけではなく、それまでの練習で努力をしていればいるほど価値が上がります。努力の数が多いほど結果の価値も上がります。
さらにマラソンはゴールしたあとに絶対的な数字である走破タイムというものが残ります。
日常生活では数字に残らない努力というのも多数あります、数字に残らない努力がほとんどかもしれません。
例えば主婦の方の家事や子育てなど、大変で大切なお仕事でも決して数字では表現できませんよね。
マラソンの走破タイムは自分の努力や一生懸命を客観的に示してくれる結果、ご褒美です。
それがあれば、頑張った努力の結果として自己肯定感も強く持つことが出来て楽しいです。
10台の頃の自分、30代の頃の自分、50代の頃、70代の自分とはもちろんタイムは比べられませんが、その時、その年齢の自分の一生懸命の努力の結果が分かる楽しさもあります。
・・・そんなところが私がマラソンをする理由ですね。
どうです?皆さんも走り出してみませんか?本当に楽しいですよ。
ただ走り出して最初の頃は、漏れなく膝の痛み、ふくらはぎの痛み、太ももの痛み、足の痙攣など、あまりうれしくない努力の結果も手に入れられるはずですので何卒ご注意を。