2023年02月02日

YELL

受験生の皆様、本当にお疲れ様です。
もう終わった方、これからまだ頑張らないといけない方もおられると思いますが、年寄りの私から言えることは、この経験はどんな結果になろうとも絶対に無駄にはならない、ということです。

「そもそも勉強なんて実社会でどれだけ役立つの?」多分誰もが一度は考えたはず。

確かに勉強して覚えた事が直接役立つ事なんて、余程の専門課程以外はほとんどありません。
でも国語や数学、英語や社会、理数系の勉強などは全て使用する脳の領域が異なるため、沢山勉強をすればするほど、自分の脳がバランスよく大きく成長していき、幅広くいろんな視野の角度から物の考え方が出来る人になれるのです。
しかもそれは若いうちであればあるほど成長の度合いは大きくなります。

これから世界は今以上に大きく様変わりしていきます。
そんな時代に生きていくには相手の立場にたっての意見を想像できたり、ニュースの裏の意味を鋭く知ることがより大切な時代へとなっていきます。

そんな時代を生きていくためには、やっぱり勉強して脳を成長させていくことが必要なのです。

これからの時代を生きていく若い人たちに向かってオジサンは精一杯のエールを送りたいです。

がんばれー!!って。



え?そんなアンタは若い時にどれほど勉強してきたのかって?
ふっ、そんな野暮なこと聞くなよw



おまけで受験に関する小ネタを。
昔の中国で行われていた官吏登用試験、科挙って知ってますよね。
現代の感覚で行けば国家公務員採用試験みたいなものですが、科挙はレベルが段違いに違う難しい試験でした。
その代わり一度採用されたら凄いことになります。
何しろ「清貧でも三代」といわれ、意味としては賄賂をもらったり、ずる賢いことをしなくても孫の代までお金には困らないと言われるほどの報酬がもらえるようになるのです。

そんな一世一代の難しい試験である科挙ですから、様々な形でのカンニングがあったようです。
科挙の試験は基本個室で行われたため、自分の服の裏地をカンニングペーパー代わりにして、試験会場に入ったら服を破ってカンニングをした人などもいたそうです。

でもそれはホンの序の口。
一番の猛者は、カンニングペーパーを鉄の小瓶に丸めて入れ、なんとそれを飲み込んでお腹の中に収めたまま試験会場に入った人がいたそうです。

そのカンニングペーパーを試験会場にてどのように取り出して見たかは皆様のご想像に任せます。

良い子の受験生のみんな!絶対に真似したらダメだよ。。。。。



posted by optical-shimizu_blog at 19:58| Comment(0) | 堅田 マイングラス・タイム&ジュエリー