2022年10月13日
眼鏡と白内障
「最近眼鏡が見えづらい」とお悩みのミドル世代の方は、以下の表をぜひチェックしてみてください。
□視力が下がったような気がする
□物が二重に見える
□眩しく感じることが増えた
□暗いところで物が見にくい
□目の前に霧がかかったように見える
□薄暗いところでの階段の昇降が不安
□夜間の運転が苦手になった
以上の項目が当てはまる方は、ぜひ眼科で相談してみましょう。眼鏡の度数が合わないだけかもしれませんが、白内障の可能性もあるからです。
白内障は、年を重ねていくと、誰もがなり得る病気の一つです。目の中には水晶体という組織があります。水晶体はカメラでいうとレンズの役割を果たしており、水晶体が薄くなったり膨らんだりすることで、私たちは見たい物にピントを合わせることができるのです。
水晶体は無色透明の組織ですが、加齢とともに水晶体が白く濁ってしまう病気を白内障といいます。
また、白内障の原因の一つには、紫外線の影響も関係されているといわれていますので、サングラスやUVカット眼鏡で対策するのもおすすめです。
posted by optical-shimizu_blog at 15:09| Comment(0)
| 今津本店
2022年10月02日
油揚げ
天高く馬肥ゆる秋、一年で一番過ごしやすい季節がやってまいりました。
川の土手などには彼岸花が真っ赤な色彩を添えてくれていますし、心地よい爽やかな風に吹かれながら、水蒸気の少ないカラッと晴れた空を見上げ大空を気持ちよさそうに飛ぶ鳥たちを眺めていると、気持ちよくって嫌なことなども忘れてしまいますよね。
空を飛ぶ鳥と言えば
「トンビに注意」
最近コンビニやお土産物屋さんで、こんな風に書かれた看板やメッセージボードを見かけたことはありませんか?
外でお菓子やお弁当を食べていると、背後からなど死角から突然トンビ(鳶)が飛んできて食べ物を横取りされた経験がある方も中にはおられると思います。
トンビたちって空を飛んでいるときは「いかにも私は貴方のお弁当なんか興味が無いですよ」って顔をして油断させながら、一気に空から食べ物を狙いに来るから本当びっくりします。
でも、あんな空高くから人が手にしている小さな食べ物を、しかも人の隙を狙って掠め取るなんて、すごい芸当だと思いませんか。
トンビなどの猛禽類の視力は一般的に人間の約10倍と言われています。
例えば、私たちが健康診断などで視力検査をするときに、ランドルド環というアルファベットのCのような物を使用しますが(ランドルド環検査では5メートル離れた距離から大きさ7.272mmの丸の一部にある1.454mmの隙間の方向が分かれば視力1.0として定義されます)、彼らトンビなどの猛禽類の視力が10倍ということは、50メートル離れたところから視力1.0の指標が判別できることになるということです。
えーっと、もはや想像がつかない見え方の世界です。
でも本当に彼らの視力が凄いところはそこじゃありません!
想像してみてください、大空から獲物めがけて一気に急降下するということはですよ、何10メートルの離れた距離から何センチメートルの至近距離まで瞬間的に動く小さな獲物に常に眼のピントが合わせられる芸当を持っているということなのです。
彼ら猛禽類の眼の中には、眼球内部の網膜(フイルムのような物)のさらに奥にある、物を見るときに最も重要な役割を果たす「中心窩」という眼の部分をなんと二つも持っているのです。
つまり彼らは一つの中心窩で遠方から獲物をロックオンしたあと、獲物に近づけばさらにもう一方の中心窩に切り替えて見ることにより、目の前の獲物にピントを合わせることが出来るのです。
望遠レンズと近距離撮影できるカメラを二つ併せ持ち、それを瞬間的に切り替えられる能力を持っているということなのです。
最新型のスマートホンについているカメラ機能と同じ性能、恐らくそれ以上の能力を彼らの眼は備えています。
これって本当にすごい能力なのですよ。
今後、もし貴方がトンビなどを見かけた時には彼らの眼の良さを、素晴らしい構造に想像を巡らせてみてください。
でも、ご自分の手の中のお菓子を取られないようにお気をつけて。
川の土手などには彼岸花が真っ赤な色彩を添えてくれていますし、心地よい爽やかな風に吹かれながら、水蒸気の少ないカラッと晴れた空を見上げ大空を気持ちよさそうに飛ぶ鳥たちを眺めていると、気持ちよくって嫌なことなども忘れてしまいますよね。
空を飛ぶ鳥と言えば
「トンビに注意」
最近コンビニやお土産物屋さんで、こんな風に書かれた看板やメッセージボードを見かけたことはありませんか?
外でお菓子やお弁当を食べていると、背後からなど死角から突然トンビ(鳶)が飛んできて食べ物を横取りされた経験がある方も中にはおられると思います。
トンビたちって空を飛んでいるときは「いかにも私は貴方のお弁当なんか興味が無いですよ」って顔をして油断させながら、一気に空から食べ物を狙いに来るから本当びっくりします。
でも、あんな空高くから人が手にしている小さな食べ物を、しかも人の隙を狙って掠め取るなんて、すごい芸当だと思いませんか。
トンビなどの猛禽類の視力は一般的に人間の約10倍と言われています。
例えば、私たちが健康診断などで視力検査をするときに、ランドルド環というアルファベットのCのような物を使用しますが(ランドルド環検査では5メートル離れた距離から大きさ7.272mmの丸の一部にある1.454mmの隙間の方向が分かれば視力1.0として定義されます)、彼らトンビなどの猛禽類の視力が10倍ということは、50メートル離れたところから視力1.0の指標が判別できることになるということです。
えーっと、もはや想像がつかない見え方の世界です。
でも本当に彼らの視力が凄いところはそこじゃありません!
想像してみてください、大空から獲物めがけて一気に急降下するということはですよ、何10メートルの離れた距離から何センチメートルの至近距離まで瞬間的に動く小さな獲物に常に眼のピントが合わせられる芸当を持っているということなのです。
彼ら猛禽類の眼の中には、眼球内部の網膜(フイルムのような物)のさらに奥にある、物を見るときに最も重要な役割を果たす「中心窩」という眼の部分をなんと二つも持っているのです。
つまり彼らは一つの中心窩で遠方から獲物をロックオンしたあと、獲物に近づけばさらにもう一方の中心窩に切り替えて見ることにより、目の前の獲物にピントを合わせることが出来るのです。
望遠レンズと近距離撮影できるカメラを二つ併せ持ち、それを瞬間的に切り替えられる能力を持っているということなのです。
最新型のスマートホンについているカメラ機能と同じ性能、恐らくそれ以上の能力を彼らの眼は備えています。
これって本当にすごい能力なのですよ。
今後、もし貴方がトンビなどを見かけた時には彼らの眼の良さを、素晴らしい構造に想像を巡らせてみてください。
でも、ご自分の手の中のお菓子を取られないようにお気をつけて。
posted by optical-shimizu_blog at 19:13| Comment(0)
| 堅田 マイングラス・タイム&ジュエリー