歌謡界で卒業ソングは沢山あるのに、入学ソングはほとんど聞いたことがないですよね?こんにちは、堅田店です。
今まで何度か愛すべき地元滋賀県の名所旧跡、見どころをご紹介してまいりましたが、最近は出歩くことが出来にくいので、書くネタが枯渇してまいりました。
例えば小説などを書くときに話が行き詰った時などは、今目の前に映っているものを書け、などと言いますので、今回の担当ブログは目の前に映った景色をご紹介したいと思います。
私が住んでいる大津市真野地区には、地域の名前になっている真野川が流れています。
琵琶湖に注ぎ込むこの真野川、大昔は土地深くまで入り江になっていたそうで、とても素晴らしい水景が広がっていたそうです。
それが江戸時代になって集落の人口が増えてきたためか、土地を求めるためにそに入り江は埋め立てられて田畑として利用されるようになりました。
もちろん湖岸地区の埋め立て地ですから、初期のころはとても作物が上手く育つようにはなりませんでした。でも昔の土地の人たちは後世の子孫のためにに稲穂がたわわに実る美田を残してあげたい、と一生懸命に土地改良を繰り返してくださったそうで、今の真野地区にはとても立派な田畑が広がっています。
ここまで来るには並大抵の苦労では済まなかったと思われます。
そんな名もなき人たちの思いと努力があったからこその真野地区、住めば都とは申しますが、私はそんな真野地区の土地の雰囲気が大好きです。
ちなみにその真野川、毎年5月のこどもの日の近くになると、真野川にそって100本位の鯉のぼりが飾られます。
地元の保育園児や小学生、団体などが制作した鯉のぼりが真野川をきれいに飾り立ててくれるのです。
鯉のぼりが飾られている河川敷は絶好の散歩道にもなっているので、天気がいい春の日なんかに鯉のぼり達を眺めながら散歩する贅沢。
残念ながら現在真野川は河川工事中ですので、鯉のぼりを飾ることはできないみたいですが、再び大空を鯉のぼり達が泳ぐ姿を見たいものです。
posted by optical-shimizu_blog at 19:45|
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